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2012年 04月 21日
4月16日, 首里織の山口良子さんの工房を訪ねました。
目的は花織の着尺の注文です。今回は初めての柄をお願いするので直接お会いして打ち合わせました。 山口先生とのお付き合いも15年目を迎えました。先生の工房へ訪ねるのももう何度になるでしょうか。 いつも変わらぬ知的で穏やかな先生は非常に端正で美しい花織を織る人です。 先生を常にサポートし続ける大森さん。この工房から巣立って独立してゆく人が多い中、大森さんだけはずっと先生を支える右腕の様な存在です。織っているのはうちの注文の花倉織の着尺 今回は新しい図案を起こしたので細かい所もしっかりと詰めていきます。方眼紙に書かれた数字はどれどれくらい緯糸を浮かせて柄を表現するかという単位で、羽数といいます。 私の描いた図案を実際の織物の経糸数と反物巾に納めるためには細かい計算が必要です。私はそこまで考えずに図案を描くのでいつも苦労をかけています。 棚に納められた糸。この糸が織物になります。 うちの注文の反物に使われる緯糸。この色を見ただけでいいものが出来上がって来る事を確信できます。 製作途中の花倉織も拝見する事ができました。この2反も青山 八木の店頭を飾ります。先生、今回も長々とお邪魔をして失礼致しました。反物の上がりを楽しみにしております。
by aoyama-yagi
| 2012-04-21 15:39
| 染織作家
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